Windowsの製品サポート期間について(2015.12)
今年は夏にWindows10がリリースされましたが、
まだアップグレードせずWindows7を使っている方も多いかと思います。
そんなWindows7のMicrosoftのサポートが、今年2015年の1月に『延長サポート』期間になっていたのは、ご存じでしょうか。
Microsoftの製品サポートは、基本的に10年あるのですが、10年間同じサポートではなく、2つのサポートに区切られています。
最初の5年は「すべての製品サポート」が提供される『メインストリームサポート』期間で、次の5年は基本的にセキュリティ更新のみが無償の『延長サポート』期間となるのです。
『延長サポート』期間になると新しい機能の対応外になったり、これまで無償で受けられたサポートが有償になる、などの違いがありますが、セキュリティの更新は変わらず提供されるので、それまでと同じように使うなら『延長サポート』期間であっても問題はありません。
ただ、延長サポート期間も終了した場合は、セキュリティ更新もされなくなるので話は別になります。
新しいバグが見つかったとしても、延長サポートが終わったWindowsは修正されないと言った事になりますので、セキュリティの面でそのまま使い続けるには危険です。
2014年4月のWindowsXPのサポート終了は、延長サポートまで終了だったので、話題になったのです。
2017年4月14日には、WindowsVistaの延長サポートが終了し、Windows7も2020年の1月14日には、延長サポート期間が終了してしまうようです。
どちらもまだ猶予はありますが、いつまでもずっと使い続けられるものではないと言う事は、意識しておいた方が良いでしょう。